印刷所さんから「作ってるよ」メール来たので、ここでもお知らせ。
スパーク新刊のサンプルです。支部にも上げてますが、それとはまた別のところうpしてみた。
続きからドーゾ。
あ、18禁なのでご注意!

POPにしようと思ったけど、うちのプリンタの印刷画質限度を超えてて半分諦め中。実際はもっとうっすらとした色になった。うーむ…。ちなみに中表紙です。(実際は線画のみグレスケ)
表紙は実にシンプルだよ…センス欲しい…。
「BE CRAZY FOR YOU!」
(B6/P48/1C/¥300)
スパーク新刊のサンプルです。支部にも上げてますが、それとはまた別のところうpしてみた。
続きからドーゾ。
あ、18禁なのでご注意!
POPにしようと思ったけど、うちのプリンタの印刷画質限度を超えてて半分諦め中。実際はもっとうっすらとした色になった。うーむ…。ちなみに中表紙です。(実際は線画のみグレスケ)
表紙は実にシンプルだよ…センス欲しい…。
「BE CRAZY FOR YOU!」
(B6/P48/1C/¥300)
+ + + + + + + + + +
【サンプル1】
キスは巧かった。あの分厚い唇が舌を食み、吸いついてくるのに背筋を震わせながら受け止めた。肉厚の舌が、まるで歯の形を覚えるかのように一本ずつ輪郭をなぞっていくのも堪らなかった。情けなくもあっという間にあがる息をキスの合間に落ち着けようとしたが、それすら許されない口づけだった。けして乱暴ではないのに、抗えない。労わるように、慈しむように少しずつ移動してゆく。男の特徴的な長い指はその間も宥めるように髪を梳いている。地肌を短く切った爪先が撫で、擦る。
「…は…ん、ぅ…」
零れた声が思いのほか甘く、クロコダイルは思わず顔を背けた。するとその晒された耳元に男の唇が移動する。耳の付け根からまた輪郭をなぞる。微かな水音さえ敏感になった聴覚は拾い上げて、クロコダイルを追い詰める。耳の軟骨部分に軽く歯を立てられて、ひゅっと息を吸う。肩を竦めて首を振る様が相手にどんな風に映っているのか、考える余裕さえない。口付けて、耳に戯れのような愛撫を受けているだけなのにこのざまだ。好きにしろ、と言ったことを早々に後悔しながら、クロコダイルは閉じていた目を開いた。
「…あ…」
ちゅる、と濡れた音を立てようやく耳から離れた男の舌が、目の前にある。ぺろりとその舌が唇を舐める姿はまるで獲物を前に舌なめずりをしている獣のようで、目が離せない。それに気付いた男が、視線を寄越す。細められた瞳の色は今まで見たことのないものだ。荒ぶっているようで、そのくせやけに落ち着いていて。こんな目をするのか、とクロコダイルはぼんやりと考え、そしてこの男の生業を思い出す。
いつから始めたのかは知らないし、今は知りたいと思わないが随分と長い間世間の裏側を暗躍してきたのだろう。プロの殺し屋、ダズ・ボーネス。顔はほとんど知られていないその男の評判を聞きつけたときはまさか身体を重ねることになろうとは思いもよらなかった。ダズの方は更にそうだろう。裏家業の人間全てがとは言わないが、それでも今まで一度も男と寝たことがないのは珍しいのかもしれない。興味がないのか、はたまた敢えて避けていたのか。どちらにしろ、男のある意味での「初めて」を奪えたのは単純に気分がよかった。
「どうしました」
「…いや…」
じっと自分を見つめてぼんやりと動かない主に、ダズが声をかける。髪を梳く手の動きは止まらないまま、心配そうに伺ってくるのがおかしい。脚に当たる男のペニスの硬さとは反比例だ。まあ、自分も男のことは言えないけれど。
【サンプル2】
「…は、…ふ…う…」
じゅる、と溢れてきた先走りを吸う。唾液と一緒に充血したペニスに舌を使って塗りこんでやった。男が、ダズが小さく呻くのに気をよくしてクロコダイルは更に集中的にペニスを責め立てる。太股や腹筋がひくり、と動いて腰を押し付けてくるのを巧くかわし、射精ギリギリまで追い詰めるのに夢中になりつつクロコダイルはうっとりを目を細めた。口淫は嫌いではない。
喉の奥を突くほどに成長させ、焦らす。先ほどの仕返しとばかりに口を窄めて熱心に奉仕を続けた。ふと、視線を下へと落とせば男の陰嚢部が蠢いている。散々弄られた自分のそれを思い出し、身体をずらして口に含んだ。男のそこは平均より大きい。なるほど、精液の量が多いのも頷ける。中に出された時は堪らず声を上げた。そこから全身に広がるような迸りに震えはなかなか止まってくれなかった。
「…ん、く…はぁ…っ」
ざわ、と腰の辺りが落ち着かなくなりクロコダイルは一旦それを口から離して息を吐いた。完全に勃ち上がったペニスが彼の頬を撫でる。黒く濃い茂みを指先でなぞれば、再び男の脚がびくりと震えた。
「…ボス…」
熱の篭った声。これもかなりいい。普段からあまり感情を表に出さないから余計だ。女を抱く時もこうだろうか、と考えてクロコダイルは眉間に皴を寄せた。この話題はこれ以上追求するべきじゃない。意識的に思考を切り替えて、目の前のペニスの先端を舐める。どんどん溢れてくる先走りが、男の限界を知らせていた。
「ふ…クハ…、降参か?ダズ…ッ、ぅあ…っ!」
どんな顔をして堪えているのか気になり首を捻って見てやろうとしていたところで、突然感じた湿った舌の感触にクロコダイルは悲鳴を上げた。
「ひ、…あ、あ!ちょ…ダズ…!」
図らずも男の顔の前に晒すことになっていた臀部を掴まれ、その奥へと舌を伸ばされていた。ちゅる、と啜り上げる様な音が響いて羞恥に頬を染める。先ほど吐き出した精液と、再び頭をもたげ始めていたペニスの先端から零れてくる先走りで十分過ぎるほど潤っている。後孔の皴を引き伸ばすように舐めながら、男の唇がそことペニスの間へと到達した。
「う、うぅ…、ん、あ、あ…っ、ひ…ン…」
ぶるぶると膝を震わせながらも耐える。男の股間に顔を埋めながら、はっはっと短く息をついてクロコダイルは喘いだ。厚く広い男の舌が、一見何もない部分を押す。途端、びくりと跳ねたクロコダイルの腰を掴みダズは一番反応の強かった部分ばかりを嬲り始めた。
******************
こんな感じで終始いちゃついてるよ!
PR